9・5 上がる物価 (2014/09/04)
暑い初夏のような日が続いていたのに、また肌寒い日に舞い戻ってしまった。そのうえ雨が降ったり止んだりで、外を出歩くのもついつい億劫になってしまう。この雨でサンパウロの水ガメ、カンタレイラもほんの少しは潤ったらしい。 最近は犬の飲み水もミネラルウォーターにしているので、水代が加算でしょうがない。。久しぶりにちょっと水道水を飲んでみたが、臭くて飲めたものじゃない。沸かして飲むのもいまいち、ためらわれるし、ミネラルウォーターを買い続けるか、濾過機をつけるか、悩むところである。 今までそれほどかからなかった水代がかかるようになった上に、電気代、健康保険代などがどんどん上がっている。食料品もじんわりと上がってきているし、皆どうやって暮らしているのだろう? 大企業や公務員は別にして、中小企業の給料も物価とともに上がっているという話はあまり聞かないから、僕同様皆大変なのではないだろうか? 「ブラジルは気候がいいし、地震などの天災もない。農産物や食料品も豊富。治安さえよければこんな住みやすい国はないですよ」と知人のおじいちゃんの言葉を思い出した。 確かに治安が良ければ住みやすい所である。しかし、政治家が悪すぎるし、税金が高すぎる。政府はずるいから、日本のように消費税を示さない。そのまま商品に加算され、気が付かないままに税金を払わされている。新聞やTVで1年に数回商品も税率が流されるが、ほとんどの人はあまりニュースや新聞をよく見ないから、知らないままである。 大統領は、マリーナが1次選で勝つという噂が巷で流れているが、清廉潔白で有名なマリーナが大統領になれば、少しはブラジルが変わるであろうか? それとも周囲の悪徳政治家を排除できずに今までと同じ路線を歩むしかないのか? なんとか頑張って欲しい。
|