9・24 注意してしすぎることは・・・ (2014/09/23)
やはり、立秋だったようで、TVで何度もいろんな局で告げていた。しかし、20数年、ブラジルに住んでいるにも関わらず、立春のお知らせを聞いたのは初めてである。今まで、ブラジルのニュースを全然見ていなかったということだ。 ちょうど、リベルダーデ広場やいろんなところで、イッペーが満開なので、レンズを3,4本持って撮りに出かけた。4時ごろだし、大丈夫だろうと思い、30分ほど時間をかけて、レンズをとっかえひっかえ取り換えて撮っていると、数人の危なそうな奴らが寄ってきた。まるで何処からともなくハエが寄ってくるようである。どの顔を見ても、荒んだ顔をしていてちょっとヤバそうであった。そんな危なそうな男が来るたびにカメラをバッグいれながらその場から退避した。3人目が来た時も、警官がいる方向にいきかけると、メトロの乗車券を見せながら、「食べ物が欲しいから、2レアルで買ってくれないか?」という。あまりちかづきすぎると、何をされるかわからないので、1mほど離れたところで「いや持っているからいい」と言うと、彼は大人しく引き下がった。 でも、やはり顔つきは荒れ、どこか危なそうな雰囲気をしていた。あまり冷たくしたくないのだが、普段とは違ってちょっと大目に機材を持っているので、もしものことを考えて、近づくつもりはなかった。 なんとなく、この辺で止した方が良いと思ったので、そのまま片づけて帰ることにした。本当はセントロを通って帰りたかったが、今日はそれもあきらめた。後ろからつけられていないか、気を付けながら、その足で知人のお店に向かった。 今日あったことを話していると「そういや~、俺の知り合いも、バス停でバスを待っていたら、バイクに相乗りした2人も男がやってきて、銃で脅されて携帯を盗られたって言ってたな。まあ気をつけすぎることはないから、せいぜい気を付けてくれよ。ガハハハ」 本当は何も持たないで歩くのが一番良いのだろうが、そうもいかない。カメラはブラジルでは高価なモノだし、なかなか手にいれるのが難しい。普通の人が僕の注意ブリを聞いたらびっくりするかもしれないが、盗られて困るよりは気を付けた方が良い、と思っている。
|