9・28PC「あ」 (2014/09/28)
目が覚めるなり、ベッドの隣の机にあるコンピューターの電源を入れた。果たして無事立ち上がってくれるのか? イケ~。「PCあ」を応援する。機器や魚、植物に名前をつける趣味はないのだが、このコンピューターの登録で、所有者名欄に自分の名を打ち込むと知らない間にPCAkinoriになっていた。僕の名前そのままも嫌なので「PCあ」と命名することにする。 「PCあ」は、電源を入れてそのまま見もしないで放っておくと、不思議に問題が起きることが多い。この頃は完全に立ち上がるまで、机に座ってじっと見守ることにしていた。ところが、昨日は、つい目を離していていると、案の定、立ち上がらない状態になってしまっていた。コンピューターくらい複雑になると、人間の念が通じるのかもしれない。 なかなかサクサクと立ち上がってくれないモニターに向かって、イケ! イケ!と応援する。ノタノタしながらも、立ち上がってデスクトップの画面が現れた。「PCあ」もそろそろ4年目を迎えるので、新しいコンピューターに移行した方が良いのかもしれない。チラホラとそんな思いが横切る。しかし、小型の据え置き型とはいえ、日本から手持ちで苦労して持ってきただけになかなかその気にならない。持ってくる途中に、不意の事故で壊れる可能性もあるし、税関にひっかかって税金を取られる可能性もあったが、そんな難関を乗り越えてきた。それだけに愛着が強い。それにウィンドウズ7は今まで使ったOSのなかで一番しっくりきて気に入っている。今のところ、買い替える余裕もないし、できればまた日本で買いたい。しかし、最近の「PCあ」の不安定な動きを考えると、交換しなければならないときが近づいていることは確かである。
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