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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
11・17 ブラジル人の考え方 [画像を表示]

11・17 ブラジル人の考え方 (2014/11/17) 信号を渡っていて、青信号の時間が短く感じる横断歩道を渡ることが何度かあった。その度に、気のせいだろう、と思っていたが、実際に短いことが、今日のニュースを見ていて解った。
短いところでは、なんとたったの5秒。歩くのが遅い老人や子供だと渡り切るまでに赤信号になってしまう。そいうことを考慮しているのだろうか? 苦情が煩いからつけただけではないだろうか? 老人が交通局に文句を言ったところ、たらいまわしされたあげく、何も状態は変わってないらしい。
 僕の散歩コースには、最初の1か月ほど作動しただけで、その後は一切作動しない信号機がある。そこは緩いカーブになっており、歩行者からは車がきていることが分からない。おそらくドライバーも歩行者が見えないと思う。信号がついた当初は、これでやっと安心して渡れると思ったものだ。まさか、それが1か月もたたないうちに作動しなくなるとは思いもよらなかった。苦情があったから信号をつけたものの、渋滞がしょっちゅう起きてしまい、結局、信号を止めたのであろう。サンパウロ市内を歩いていると、結構こういうところが多い。恐らく何も考えずに、信号をつけているのだろう。
ブラジル人の中には本当に優秀な人もたくさんいるのだが、その場その場のことしか考えず、先のことを考えることができない人がかなり多い。今、世界中にそういう人が増えているような気もするが、ブラジル人には明らかにその割合が多いと思う。犯罪にしても、綿密計画を立てて行っているのだが、その後のことをあまり考えていないものだから、結局あとでボロが出て捕まるパターンが多い。

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