12・15 1日DVD鑑賞 (2014/12/15)
サンパウロ市民の憩いの公園、イビラプエラで34mのクリスマスツリーがお披露目された。作るのに巨額な費用がかけられているそうであるから、パウリスタ大通りの飾りつけがショボクなったのは、そのしわ寄せもあるかもしれない。
日曜日は、日本映画一色の1日であった。随分前に友達にたくさんのDVDをもらい数枚みたものの、半分見残していた。残っていた映画を一挙に4、5本観た。特に、今村昌平関係のドキュメンタリーが面白かった。「ゆきゆきて神軍」「からゆきさん」「ヤング・ヤクザ」・・・。どれもどちらかというと暗い内容だが、気持ちにどよよんと鈍く響いた。ある意味日本以上に「無関心」が主流の、海外の大都市で生きている身には、昔の日本人の義理、人情、情熱の熱さが余計に強く激しく感じられた。 特に「ゆきゆきて神軍」の主人公を突き動かしていくエネルギー、情熱は凄まじく、僕には理解しえない部分もあった。もしかしたら、それは戦場という異常な世界を知るもののみが理解しうる世界かもしれない。かなり重いドキュメンタリー映画だったが主因公のからっとした潔さが、見終えて不思議な爽快ささえ感じさせてくれた。 少しでも家の掃除をするつもりだったが、結局1日DVD鑑賞で終わってしまった 。今年中に大掃除はできるか??
|