12・22 服 (2014/12/22)
穴が開いたジーパンが流行りはじめているらしい。 ちょうど使用していた3本のジーンズがぼろぼろになり「捨てよう?」と思っていたときに、このニュースを見て、ボロボロのジーンズを履いていてもさほど恥ずかしくないだろうと思いもう少し使ってみる気になった。 しかし、10年ほど前にちょうど同じように穴の開いたジーンズが流行ったときに、使い古してボロボロのジーンズをはいていたら、「そんなボロボロのジーンズは早く捨てなさい。」と彼女に言われてしまった。「今流行だろう?」と言うと、「あなたのは汚いだけ! 路上生活者みたいよ」と言われがっかりしたことがある。僕が履くと、かっこいいと言うよりは単なる汚いボロボロのジーンズにしか見えないらしい。 日本に帰るたびに、甥たちが「嫌いだ」と言って着ない服や、古くなって着なくなった服をもらったり、ユニクロで安売りの服を買って着ていた。だから、自分の好みの色やデザインの服を着ることはほとんどなくなってしまった。大学までは少しは着る服にも気を使ってはいたのだが・・・。ただし、Tシャツは普段出歩くときには着ない。胸ポケットにお金や身分証明書、ペンをいつもいれている僕にとってはポケットのないTシャツは不便だからだ。 ブラジルでほとんど服は買ったことがない。がっちりして手足が長いブラジル人とは体型・体格が違うし、ある程度のお金を出さないと質があまりにも悪いからだ。 最近、ジーンズはぼろぼろになるし、シャツも古びて穴が開いているものが増えてきた。よくぞここまで着古したものだ、と自分で感心するほどだ。来年は着る服を手に入れるためにも日本に行った方がよさそうである
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