1・19 秋の足音 (2015/01/19)
暑い! 朝6時10分だというのに、もう23度。やはり、早朝は19度くらいの少しひんやり感じるくらいが気持ちいい。20度を越えると、30分も歩くと汗が噴き出て、歩いていて気持ちがいいとは言い難い。犬たちも折り返し地点で、既に舌を出してハーハー大きな息をしている。 こんなに暑いと、冬はまだまだ遠く感じるのだが、つい1か月前には6時には完全に夜が明けきっていたのに、今は明けきっていない。確実に少しずつ少しずつ冬に向かっているのだ。 サンパウロに住んでいると、季節が感じづらいが、毎朝の散歩と毎週メルカードに行っていると、嫌でも感じるようになる。夜明けの時間は確実に変わるし、並ぶ魚や果物にも変化がみられる。 とは言っても、果物はブラジル中から集まってくるし、最近は国内だけでなく南米諸国、アメリカからさえもイチゴやブドウ輸入されているから年中たいていの果物は見られる。ブラジルも裕福になったものだ。それだけ輸送技術が発展したということもあると思う。 それでもカキやライシ、ナシなどは、サンパウロ近郊や南伯で栽培されている程度だから、まだ決まった季節にしか見かけない。そのうち年中見かけるようになるかもしれないが・・・ テレビではカルナヴァルのCMが流れるようになった。「カルナヴァルが終わると秋風が吹く」とよく言われる。後ひと月少しで秋がやって来る。そう考えると、少し寂しい感じがしないでもない
 | メルカードの果物のボックス。なんでもあってほとんど季節感がない |
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