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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・30古い卵

1・30古い卵 (2015/01/30) 卵はいつもオルガニック市で買っている。10個で12レアル(600円)とブラジルの卵としては、少々高いが、割ると黄身はピンポン玉のように盛り上がり、色はオレンジ色に近い程濃い。味も濃く、かすかに記憶に残る、昔食べた卵の味がする。
 ここ数週間、割ると黄身がベターッとしておかしいな、と思っていた。しかし、腐ってないのだから・・・、と思いそれほど気にかけていなかった。ところが、先週買ったケースの、2つ目に割った卵が腐っていた。それでも、中が見えないのだからこういうこともあるさ、仕方ない、と思いこんだ。ところが、ところが、翌日もうひとつの卵を割ってお皿に落とした瞬間、黄身が割れてしまった。むむむ、これは?? 運悪く、古いのに2回あたったのだろうと思うことにした。そしてその翌日再び皿に落とした瞬間また割れてしまった。さすがに5つ割ったうち3つも古いとなると、残りのモノは食べる気がしなくなる。売っているおばさんが気の良い人だけに古い卵を売っているとは思たくない。もしかしたら、誤って古いケースを売ってしまったのかもしれない・・・・。
 卵の見分け方を検索して、古い卵は浮くことが分かったので早速水に入れてみると、残りの5つのうち1つが残念ながら浮いてしまった。誤って古い卵ケースが紛れ込んだのかもしれないが、10個中4つも古い卵があると、言わないわけにはいかない。卵を売っているおばさんは気の良いおばさんだが、自分の非は決して認めない典型的なブラジル人だ。僕もカッとしやすい方なので、言い合いになるかもしれない。だから、何も言わないで放っておきたいが、いつも予約して買っているので、これからしばらく買わないと言う事を言う必要がある。それに、最近古くなったと感じているのは僕だけではないだろう。聞く耳をおばさんが持っているかどうかわからないが,言ってあげるのが親切だと思う。もう、しばらくは、この卵は食べたくないから買えなくなるのは全く惜しくないが、相手の嫌がることを言うのは気が重いし、気を使う。面倒くさいが、仕方がない


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