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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・6 父と娘

2・6 父と娘 (2015/02/06) 犬の散歩をしていると、いつも、学校に送っていく父娘と出会う。普通は微笑ましい光景に見えるのだが、イマイチそういう風に見えないのは、僕の頭がブラジルの事件番組に侵されているせいかもしれない。ブラジルの事件番組を見ていると、娘と父親の近親相姦から継父と娘の相姦などなど、生臭い事件が多い事、多い事。ついつい変な方向に考えが向かってしまう。
というのも、この娘は身長が父親ほどもあり、身体は既に大人、それもグラマーときている。そのうえ結構美人だ。肩を並べて歩くだけなら、何も思わなかったかもしれない。しかし、この父親は娘の腰に手を回して歩くものだから、よからぬ考えを思い浮かべてしまう。
去年だったと思うが、地方都市で息子が父親と挨拶の抱擁をしていると、ゲイとまちがえられ、青年グループに袋叩きにあい重傷を負う事件があった。ブラジルで息子と父親が抱擁するのは普通であるがまだ若い父親だったのだろうか? 僕は息子と抱擁したことは一度もない。そんな僕を見て、彼女は「冷たい」と非難したものである。昭和生まれの古いタイプ人間としては、幼い息子と言えども抱擁できなかった。
親と子の断絶が多い世の中、父娘が仲良いことは良いことだとは思うが、ここがブラジルでも娘と父親が恋人のように腰に手を回して歩くのはちょっと変なような気がする。ブラジル人からすれば普通なのだろうか??? 今度友人に聞いてみよう


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