2・26 おいしい日本米は (2015/02/25)
リベルダーデの日本食品店にお米を買いに行くと、「yanagi」というメーカーからコシヒカリが出ていた。今までは、「めぐみ」というウルグアイ産の日本米を買っていたのだが、わずか値段が1.5レアルしか変わらないのと、コシヒカリという文字にひかれ早速購入してみた。 ブラジルで購入できる日本米は、国内産の他、国外産(ウルグアイ、アメリカ)、日本産、約10種類が売られている。ネーミングが面白い。「お土産」「弥勒米」「もみじ」「こがね米」「銀米」・・・。ここ数年、数がどっと増えたような気がする。おそらく日本食が健康食として脚光を浴びた影響で、日本米を購入するブラジル人が増えたのだろう? はじめの頃は「弥勒米」を買っていたのだが、あまりに急激な値上がりで止めた。その後何種類か試しているうちに、値段とおいしさから「めぐみ」に行きついた。 「yanagi」は随分前からあるメーカーで、結構人気のあるメーカーである。僕も何度か食べたが、今まではさほどおいしいと感じたことはなかった。ちなみに2年ほど前に「好きや」でどこのメーカーのお米を使っているの? と聞くと「yanagi」であった。 これだけいろいろなメーカーがあるが、日本の米に比べると、どうしても劣っていた。ところが、この間、最新の炊飯器で炊いた、弥勒米を食べさせてもらったところ、日本で食べるお米と変わらないくらいおいしかった。もちろん、日本の米はそれ自体が持つおいしさもあるのだろうが、焚き方、炊飯器の違いも大きく影響していることにこの時初めて気が付いた。本当においしいごはんを食べたいと思ったら、お米だけでなく焚き方、器具にも気を使う必要を実感した。中国人が日本に行くとこぞって炊飯器を購入していくというのも納得がいく。
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