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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・11息子と犬 [画像を表示]

3・11息子と犬 (2015/03/11)  今朝、息子の部屋にいくと、2匹の犬とベッドで寝ていた。僕は、寝たり、食べたりの基本的なところでは、人間と犬とはきっちり分けるべきだと思っている。犬と一緒に寝るなと彼が小さなころから、教えてきたつもりであったが、僕が知らない所でなし崩し的に一緒に寝るようになったようだ。犬にしても、もう、床で寝るのはいやであろう。気持ちよさそうに寝ている犬を見ると何も言えなかったし、もう彼も18歳ブラジルでは成年だから、今更煩く言うつもりはない。息子が産まれた時から犬はいたから、彼が犬好きなのは僕に責任がある。僕も犬が好きだし、息子にも犬を好きになってもらいたかったから、僕の期待に沿ってくれたともいえるが、少々行き過ぎだ。一緒に寝るのは、もう仕方がないが、犬たちを洗っていつも清潔にすることは義務付けさせるつもりだ。
彼が、小さなころは犬の方も彼を見下し、かまれることもしばしばあった。ところが、彼が急速に成長し、久々に彼に会った犬は、驚き、彼をちょっと怖がっているようでさえあった。犬としては、自分より下位と思っていた息子が自分よりはるかに大きくなり、上位にきたことを実感したのだろう。この辺の犬達の微妙な気持ちを見ていると面白い。
新しくやって来た犬「サスケ」も最初は、床で寝ていたが、雌犬「サクラ」が息子と一緒にベッドで寝ているのを見て、ベッドで寝るようになったらしい。まだ、ベッドから独りで降りられないようなチビだが、大小便をしたくなると鳴いて息子を起こすらしい。昨日あたりから下痢気味の糞をしていたが、1日食を抜くと今日は元に戻ったようだ。多数の兄弟と一緒に飼育され、争って食べる癖がついているようで餌を食べられるだけ食べる。その癖が抜けきらず食べ過ぎてしまい、胃腸が弱っているようだ。下痢の原因としては、カイチュウの場合もあるらしいので体調が完全に戻ったところで虫下しの薬をもう一度のませようと思っている。
 サスケの気持ちよさそうな寝顔を見ていると、息子の所に来ることができてラッキーな犬だな、と思ってしまった。

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