３・２３生活苦と顔 (2015/03/24)
ブラジリアンテリア仔犬がうちにきてから、1か月が過ぎた。
この頃、顔つきから剣が消え、おっとりした表情になってきた。食べ方も今までのガツガツ噛まないでヒン飲む食べ方から、ちゃんと噛んで食べるようになった。環境によって犬もこれだけ変わるのだから、人間ならましてや、だろう。
人間も育った環境やその後の生活環境から、随分変わる。貧しい生活をしている人は、顔が険しいし、柔らかさがない。やはり生活の苦しさが表情に出るのだろう。一方、お金持ちでも３代、４代と続くお金持ちはおっとりとした丸みのある柔らかな品のある表情をした人が多いが、１代で財を築き成り上がり上がって来た人はどこかに剣があり、品がないが多い。
ブラジルは貧富の差が大きく、日本に比べるとより簡単に、こうした表情の差を見かける。仕事上、貧しい人々から中の上クラスまでの人々と接する機会がある。彼らを見ていると「生活苦」が思っている以上に人の表情を変えることを知った。中には貧しい生活をしていてもおっとりした非常にいい笑顔をみせてくれる人もいるが、めったにいない。
最近は、僕も生活が大変だから、自分の気が付かないうちに貧相な険しい顔になってしまっているかもしれない。生活が大変でもいつもニコニコできるような人間になりたいと思っているが、まだまだ人間が練れていないせいか僕には難しい
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