3・25サンパウロの美術鑑賞・・・安いのも困りもの (2015/03/25)
突然、コンピューターが消えた。 あっ!・・・。ちょうど、今サンパウロでやっている世界環境ドキュメント映画祭に行こうと、先日撮影した画像調整を終わらそうと懸命にやっている最中であった。 再び電源をいれたが、ウインドウズが立ち上がらない。さらにもう一度。3回目に修復しろとの指示が・・・。どうしよう。このコンピューターに問題が起これば、今抱えている仕事ができなくなる。 「どうか、無事たちあがりますように!」願いながら、修復のボタンをクリックするが、待てども、待てども、終了しない。諦めて電源をきり、祈りながら再び電源をいれる。奇跡的に? ウインドウズが立ち上がった。急いで仕事を続けるが、途中で仕事は終わらないことが判明した。再び電源を切って、また立ち上がらなくなるのが怖くて、仕方なく映画に行くのを諦める。 昨日、この映画祭に行って見たドキュメンタリーは完成度が高く非常に面白かった。今日も是非行きたかったのに・・・・。サンパウロはこうした映画祭がしょっちゅう行われている。それも、無料か、無料同然の料金なので僕の様な人間には非常にありがたい。銀行などが経営する美術館でも、世界的に有名な作家の美術作品展なども無料や低料金で行われる。こういう芸術的な面では、サンパウロは世界有数の恵まれた都市だと思う。ただし、安いこともあり、我も我もとどっと鑑賞客が押し寄せるので、有名作家など展示会に入場するには2時間3時間待ちとなることもしばしばである。先日あった有名作家の展示会は、美術館の入場者の記録を破るほどの人気だった。僕もなんとか行きたかったがさすがに3時間以上も待つ気にはならないから、結局は観ることはできなかった。高いのも行けないが安すぎても結局行けない。安過ぎると、文句をいうのもおかしいが、結局行けないのなら、高いのと同じである。ほどほどの料金設定にできないものか・・・
 | ロン・ムーニの作品展を見るための長蛇の列、3回挑戦したが、あまりの人に3回ともあきらめた |
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