３・３１コスモス (2015/03/30)
フェイスブックを見ていると、日本の各地でサクラが満開のようで少々羨ましい。サンパウロはすっかり秋らしくなり早朝は20°を切り、犬の散歩に出かけるのに半袖では肌寒くなった。街路樹は次第に葉を落とし始めたし、夜が明けるのも随分と遅くなった。いやでも秋を感じてしまう。サンパウロの冬は零下になることはほとんどないが、普段が30°以上の日が多いだけに、寒さを温度以上に感じてしまう。もう、すっかりブラジル人になってしまい、めっきり寒さに弱くなってしまった。
最近は曇りがちの天気がずっと続き、薄ら寒いし、気持ちが滅入ってしまう。雨なら雨でざーっと降ってもらいたいし、晴れるなら晴れるでからっとしてもらいたい。北海道のどんより曇ったうつうつとした冬の空を思い出してしまった。寒いし、暗いし、さらになんだかんだと忙しいこともあり、セントロを歩く時間も減ってしまった。
ふと見ると中央分離帯にコスモスが咲いていた。オレンジ色の花だけで、日本のようにいろとりどりとはいかないが、風に揺れるコスモスの花を見ていると、日本の秋が懐かしくなった。知らず知らずのうちに、山口百恵の「コスモス」を口ずさんでしまった。あの歌好きだったな～
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