ブラジルでは一般的にはシャワーで、浴槽に入る習慣はあまりない。もちろん、浴槽がある家もあるので全く浴槽を使わないということもないようだ。たとえばうちの築60年の古いアパートには浴槽がある。アパートを購入した当時からあるので、昔の人は今の人と違い浴槽を使う習慣があったのかもしれない。 　ほとんどの家は電気シャワーが一般的で、浴室にはシャワー用の22０Ｖが引かれている。結構暖かくなるので、水温には関して文句はないのだが、電気を食うことと、しばしば漏電することがあるのが問題である。シャワーを浴びていてビリビリくるのは気持ちの良いものではない。 　5年以上使い続けているシャワーが、排出口だけでなく、継ぎ目の横からも水が漏れ出るようになってしまっていた。おそらく水の排出口付近に何かが詰まっているのだろう。それを取ればまた使えるような気がしたが、見ると、漏電する寸前状態で水が電線近くまで流れていた。パッキン用のゴムもすっかり古くなり伸びてしまっている状態なのだろうから、結局、新しく購入することにした。こういうものは早め早めに交換するに限る。 　店に行くと、思った以上に安く30レアル（約1200円）もしなかった。もう一段高いものを買おうかと思ったが、その上は急激に高くなり、4800円ほどになるのであきらめた。電気量が大きくなればそれだけ電気料金が高くなるわけであるから、小さなものでも長持ちさえしてくれれば十分である。 　以前体調を崩したおりに、ガスの瞬間湯沸かし器を購入しようかと考えたこともあったが、工事費やら機器やらで20万円近くかかるので諦めたことがある。今は体調も戻ったし、そんな余裕はとてもないので、湯沸かし器なんて考えることもできないが、時にはゆったりとお風呂につかりたいな～、と思うことがある。サンパウロ市周辺にもいくつかの温泉場があるので、1週間ぐらいゆったり泊まりに行きたいな、と思う今日この頃である。 お知らせ 「ブラジルなんでも情報」更新しました ブラジルの果物・・・サンパウロは果物好きのパライゾ（楽園） http://www.nandemo.com.br/br-fruit/ 麻薬常習者のたらい回し http://www.nandemo.com.br/blog-me/4-13m/

前のページへ / 上へ / 次のページへ