4・17 あれから20年 (2015/04/17)
数少ない同世代友人の1人と昼飯を食べていて、「1世の人たちが、どんどんなくなっていく」という話になった。僕の知っているだけでも数人の知人が亡くなっている。僕がブラジルに来た頃、精力的に働いていた人々がなくなった、という話を聞くと本当に悲しい。もうあれから20年以上になるのだから仕方のないことかもしれないが寂しい。
「同じくらいの年で、もう、孫がいる人もいるんだからね~」と友人
「え~、ま、孫! この頃、僕もセニョールって言われるから、それだけ歳をとってみえるんだろうね。やっぱり50歳過ぎると明らかにおじさんだから仕方がないようね~。そういう歳になったんだ! 僕らも」
自分達もそれだけ歳をとったということで話が一致した。
友人は、遅く結婚したこともあり、まだ6歳の女の子がいる。僕にしても老後のお金をこれから頑張って稼がないといけない。まだまだ、ひと踏ん張り、ふた踏ん張り、しなければならない。老け込んでいる閑はないのである。日本の友人たちが、退職後のんびり暮らそうと思っている時に、これから頑張らなければいけないというのは少々情けないが、今まで好き放題生きてきたのでしょうがない。もっとも、見かけは老けても気持ちは老け込む暇がないので良いかもしれないが・・・。
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