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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・27 サスケの成長 [画像を表示]

4・27 サスケの成長 (2015/04/27)  サスケ(仔犬)がきてそろそろ2か月になる。大きくなるにつれ、顔つきが、どうみてもビーグル犬になってきた。一応、血統書は送られてきたが、サスケの顔つきは同じブラジリアン・テリアの雌犬、サクラとは似ても似つかない。吻が長すぎるし、耳が大きく立たない。知り合いの獣医がいうには、ブラジルの血統書は全くあてにならないらしいから、買った所が勝手に作った証書かもしれない。 売った人間は獣医でもあるから、信用できるような気もするが、サスケの顔はサイトで見るブラジリアン・テリアとも明らかに異なる。ブラジリアン・テリア自体がいろいろな種と掛合わさってできた種類だから、どういう犬がブラジリアン・テリアと呼べるのかイマイチ解らないが、少なからずのお金を払って購入したのでちょっとがっかりである。サスケは、顔がビーグル、体はブラジリアン・テリアという感じである。息子も彼を可愛がっているし、今更どうする気もないが、獣医ならもうちょっとちゃんとしたことをしてほしい。それこそ、ブラジルだから仕方がない・・・、と諦めるしかない。
 サスケは結構冷めた犬で、自分から「撫でて」、とベタベタに甘えてくるような犬ではないが、僕が帰るときにはちゃんと見送ってくれるし、可愛い点もたくさんある。ただ、未だに、繁殖場で飼われていた時の癖が抜けない。おそらく繁殖場ではたくさんの犬がいてエサが少ししか与えられなかったのだろう。できるだけたくさん食べようとするためにエサを丸のみする。サクラはエサを奪い取るような素ぶりさえ見せないにもかかわらず、である。そのため、非常にお腹が弱い。食べ過ぎると途端に下痢をする。
 最近、小さなボールを投げてやると、喜んで取りにいくことを知った。サクラは見向きもしないのに! 犬によって、性格や趣向に随分差があることを改めて知らされる。サクラはずっと1匹飼いしていたので、人間臭さが身に付き何を考えているか、何となく意志疎通ができるようになった感じがするが、サスケとはまだまだ意思疎通ができない。僕のアパートで飼っている2匹のダックスフンドは意思の疎通ができすぎて、面白くない部分もたくさんある。彼らは僕の気持ちを読むし、僕も彼らの気持ちがほぼわかる。呼べば来るし、僕の機嫌が悪いときには寄ってこない。サスケと一緒にいると、2匹のダックスフンドと意志疎通がいかにできているかを実感できる。新鮮と言えば新鮮であるが、呼んでもこなかったりすると、歯がゆくなる。
 身体が大きくなり、サクラにマウントする素ぶりを見せるようになってきた。玉はまだまだ小さいのに! 交尾をするのも、そう遠いことではないかもしれない。

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右がサスケ、左がサクラ。顔の大きさはサスケの方が大きいくらい


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