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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
5・8安い卵

5・8安い卵 (2015/05/08)  メルカードでの、魚と果物の買い出しのついでに、ちょうど目に入った卵を買った。30個で7レアル(約300円)。なんでこんなに安いのか?? オルガニックの卵は安い所で買って10個で10レアルであるから3倍以上の値段ということになる。
 1個10円の卵なんて、どういうものを飼料に使っているのだろうか? 鶏が病気にならないようにエサの中に抗生物質などもバリバリ混入させて与えているだろう。どう考えても身体にわるそうである。
 最近はオルガニックの卵が、あまりに高くなったことと、買った10個の卵のうち4つが腐っていたのですっかり食べる気が失せ買わなくなった。それでときおり普通に市販されている卵を買う用になった。10日に1回ほど数個の卵をたべるくらいだから、さほど健康に害はないと思うが、こんな安い卵を毎日食べるのは、ちょっと怖いような気がする
 今日は、トンカツを作るために卵が必要だったので買ったが、あまりの安さにちょっと心配になった。息子によると、大手のスーパーで買う玉子の中にも腐っている卵が数個はあるらしい。帰ってさっそく、水を張った鍋に入れて鮮度を調べてみた。ネットで調べると、古いと浮かぶそうだ。ラッキーなことに30個すべて沈み、ある程度新鮮なことを確認した。
 友人の話によると、豚にしろ、鶏にしろ、ブラジルで飼育されている家畜は、抗生物質をはじめホルモン剤などがかなり投与されているらしい。だから、1か月に数回しか食べない。毎日食べるのは海の魚、そして数日に1度半野生状態で飼育されていると言われる牛である。これらとて本当に安全か? と言えばかならずしもそうだとは言えないと思う。。
 もう、50歳も過ぎ、今更食の安全に気を付けても仕方がないような気もする。しかし、小さいころから、母に食の安全を意識させられながら育ってきた身には、どうしても気になってしまう。今では、安全な食べものを食べるのは、自分の趣味だと思っている。


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