5・20 メルカードでの買い物の楽しみ (2015/05/20)
2週間に1回の買い出しに息子とメルカードに向かう。 今日は普段あまりみかけないマグロの尻尾、牛筋、果物、アサイアイスなどついつい買い過ぎてしまい、お金がスッカラカンになってしまった。 この頃、中国人が魚の頭や牛筋を買い漁るため、これらの商品はすっかり高くなった。牛筋は、2年ほど前はタダでもらっていた覚えがあるが、その後1キロ2レアルになり、今は12レアルまで上がってしまっている。一番安い牛肉が17レアルだからさほど変わらない値段である。あまりに高いので止めようかと思ったら、8レアルの肉付き牛筋もあるというので500グラム買った。魚の頭などは、昔は捨てていたものである。それが今や立派な商品であるから驚く。 中国人が増えたために、モノの値段が随分変わってしまった。日本からの進出企業が増えた時には、何らかの影響を市場に及ぼしただろうことを考えると、文句も言えない。 しかし、中国人が大量に持ち込む、質の悪い本物そっくりの製品にはうんざりさせられる。本物と思って買ったら、偽物だったということもしばしばで、もうブラジルで安心して、電池や小物の電気製品をかうことはできない。なにしろパッケージからみかけまでそっくりなのだから。 アサイアイスが欲しいと息子が言うものだから、値段確認のために入った卸屋でついつい5キロのアサイアイスを買ったのも痛かった。通常スーパーなどでは1キロ20レアルちかくするものが、5キロで37レアルだったので、つい買ってしまったのだ。 今日の買い出しは出費が多かったので次回はしっかり引き締めなくては! とはいいつつも市場をめぐって、いろんなものを買うのは面白い。変わった食べ物をみつけ、好奇心からついつい買ってしまうのが玉にキズではあるが、それはそれで楽しい。メルカードでの買い物にすっかり魅せられている。
 | 今日は普通の人が行かない寂れたメルカードにも足を延ばす。そこで見つけた薬用のヤシの実? |
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