6・13 ストリートミュージシャン個人録音cd (2015/06/12)
この頃、ストリート・ミュージシャンが少なくなってきた。以前は、ギター、バイオリン、エレキギターを弾きながら歌ミュージシャンをいろんなところで結構な数をみかけたものだ。知人のアコーディオン弾きのおじさんが「弾いちゃいけない所が増えてきた」とこぼしていたが、確かに取り締まりが厳しくなったようだ。 セントロのレプブリカ近くで、ノルデスチのフォフォー(フォークローレの一種)を奏でる3人組に出遭った。以前からいろんな場所でみかけていて、何回か写真をとらしてもらったことがある。ふと見るとCDが売られていた。なんとなく買ってみようかな、という気になった。楽しい音楽だし、自分がきかなくても、日本の友人に持っていったら喜ぶだろう。値段を聞くと10レアルという答えが返ってきた。数年前に南伯で、盲のギタリストが子供数人で演奏をしているのを見て、少しでも生活に助けになればと、思って買ったことがある。値段は20レアル、あまりに高く驚いたことがある。当時の20レアルはインフレのことを考えると随分高い。今の30レアルくらいにあたる感じである。それでも、値段を聞いて買わないのも恰好悪いのでむりして買って、後悔した覚えがある。それ以来路上ミュージシャンのCDは買ったことがなかった。 路上ミュージシャンのCDが10レルというのが、妥当な値段だということを知っていたので、即購入した。ついでに写真も撮らしてもらう。路上ミュージシャンの個人録音CDを集めて聞くのも面白いかもしれない。
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