移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・20 犬たちとの力関係 [画像を表示]

6・20 犬たちとの力関係 (2015/06/20) 僕の事務所兼寝室のアパートにいる、ダックスフンドの雄犬ニンジャも雌犬アズミも10歳を越えた。息子の誕生日に買った犬たちだから息子が8歳の頃だったことになる。あの頃は息子も小さく、ニンジャは息子をバカにしていたような所があった。ところが息子が急激に成長し身体が大きくなると、たまに会う息子に対してどうようふうな態度を取ったら良いのかわからず、とまどったような表情をしている。自分より下の位だと思っていた人間が、はるかに大きくなり、驚きを隠せない。息子は以前と同じつもりなのであろうが、ニンジャは、困ったような、怖がっているような、何とも言えぬ複雑な表情を浮かべている。それに比べ、アズミはそういうふうな変な意識はまったくないようで、息子に甘えている。
息子のアパートにいる2匹の犬たちは、僕が散歩に連れて行ったり、幾度に犬用のビスケットをあげたりしているので、息子同様とはいかないものの、僕にもそれなりの敬意を払っているようだ。行くと必ず腹をさすってくれと服従のポーズをとる。しかし、母親には、言う事をきかず、体を洗わせなかったりするらしい。
犬たちも人を見るのだ。犬と人間の微妙な力関係をみていると面白い

DSC_6565.jpg
息子とニンジャ。ニンジャが何とも言えぬ表情をしている


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.