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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・29 ミニョコンの思わぬ賑わい [画像を表示]

6・29 ミニョコンの思わぬ賑わい (2015/06/29)  市内を走るミニョコン(高架道路)が、数年前から日曜日が歩行者天国になっている。久しぶりに行くと、入り口あたりには露店が20数軒でていた。古着や手作りのお菓子や絵、自分でプリントしたTシャツなど手作り製品が売られていた。ほとんどが、素人っぽい人ばかりである。今、ブラジルは不景気なので、休みの日に露店商などをする普通の一般人が多い。今年のカーニバルも一般人らしい人が、スーパーなどでビールや酒を安く買いこんできて売っていた。
 最後に来た去年より、かなり人が増えていた。皆、のんびりと散歩、ジョギング、自転車、スケートボードなどを楽しんでいる。以前は人がそれほど多くなかったので、もし強盗がきたらと思うとちょっと怖かった。なにしろ、強盗がきたらほとんど逃げる場所がない。今日は2、3時間の間にパトカーや白バイが何度か見回りにきていたし、ほとんど危ないという感じがなかった。おそらく、強盗に襲われた被害届がかなりあったのではないだろうか? 今まで何度か写真を撮りに来たことがあったが、1度も警官の見回りなどみたことがなかった。
 今日も、本当は大きめの望遠レンズと三脚を持っていきたかったのだが、もしものことがあると嫌だから、少し古い望遠レンズを持っていった。これほどたくさんの人がいて、警察がしょっちゅう見回りをしていると知っていたら新しいレンズを持ってきたのに・・・。
 サンパウロでの独り撮影は、場所に応じて、機材を変えなければならないところが辛い所である。日本のようにお金さえあれば安く簡単に購入できると言うわけではないので、機材は、もしものことを考えて、カメラを数台、レンズも同じような距離のものを2本以上もっている。ブラジルで買うとなると日本の1.5倍から3倍ほどするし、欲しいモノがあるとは限らない。それだけに慎重になりすぎということはない、と僕は思っている。かなり気を付けているつもりだが、それでも今までに2台のカメラを盗まれた。1台は泥棒に300ドル払って取り返した。今思い出しても腹立たしい! それでも、外出するときはカメラを必ず持っているので、この治安の悪いブラジルで2台というのはラッキーな方だと思っている。

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ミニョコン(高架高速道路)の歩行者天国


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