夜明けが早くなった? (2015/07/11)
先週あたりは、朝6時にアパートをでるときには、まだ夜があけていなかったが、数日前あたりからなんとなく明るくなったような気がする。夕も暮れるのがわずかに遅くなってきたような? もしかしたら、日の長さは、折り返しを過ぎて、夏に向かい始めたのかもしれない? そう思うと、日差しや街の雰囲気がなんとなく春めいてきたような気がするから不思議なものだ。季節的には、これから、さらに真冬に向かい、ますます寒くなるのだろうから、春なんてまだまだとおい。寒さもこれくらいで終わってくれれば、嬉しいのだが、そうはいかないだろう。零下になることはないとしても、10℃をきることはあるかもしれない。 ブラジル人は、寒いときには、寒さを味わいに寒い地域に出かける。ブラジルで雪が降るほど寒い所は、南部のわずかな地域だから、ブラジル人にとっては零下を越える寒さや雪は珍しいのだ。寒くなる地域のホテルやポザーダなどには、暖炉備え付けられていたり、レストランではフォジュが食べられるようになっていたりする。そういうのを見ていると僕でさえもパチパチ薪が燃える暖炉にあたりながら彼女と過ごすなんてことに憧れるから、本当の寒さを知らないブラジル人ならましてやだろう。 高知で生まれ、北海道に住んだことがあるので、零下の寒さの辛さはよく知っている。それでも、刺すような寒さがときに懐かしくなるときもある。もっとも長い間寒い中で過ごすなんてことは、もう絶対耐えられないが・・・・。
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