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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・16 犬の散歩 [全画像を表示]

7・16 犬の散歩 (2015/07/16) 普段は滅多に出会わない散歩する犬たちに、今日は5回も遭った。そのうち3匹がリードにつながれていない犬たちであった。先週末から暖かい日が続いているので散歩に出る人が増えたのだろうか? アズミ(雌犬)が喧嘩早い犬で、他の犬を見ると吠えかかっていくような性格だから、いつも早い時間に出ているのに・・・。
 きちんとつないで散歩すればいいのに、リードを外して散歩する人が多い。そういう犬に限って、純血種の高そうな犬が多い。高級種をつながずに散歩するのがカッコいいとでも思っているのだろうか? サンパウロの条例では、犬をつながずに散歩することは禁じられている。一度、リードを外して散歩している犬が近寄ってきたので、飼い主に「リードを付けないのは禁止だよ」というとその飼い主はせせら笑って離れて行った。
 最近でこそ、犬泥棒が多いので、リードを付けて散歩する人が増えた。ブラジル人は人の迷惑なぞ考えないで、私利私欲しか考えない利己的な人が多いから、自分が被害を受けるかもしれないと思うと、その対応は素早い。それでも早朝はリードを付けないで犬の散歩をする人がまだまだ多い。
 他の犬に一切関心を寄せない犬もいるが、他の犬をみると吠えかかっていく犬もいる。ときどき出会う黒人のおばあちゃんの連れている犬は、後者の方の犬だが、それでもリードを外して歩く。もし、この犬が襲ってきたら、僕はきっと叩くようなふりをして追い払うだろう。おばあちゃんは怒ると思う。そんなことにはならないようにしっかり管理して欲しい。
 以前、路上生活者が連れた犬たちが、早朝には野犬のように群れをなして餌を漁るために徘徊していた。散歩していて、何度襲われたことか。3~5匹が襲ってくるので結構怖い。気の弱い雄犬は、散歩に出るのを嫌がったものだ。苦情が続出したのだろう。保健所が駆除したのか、この頃は見なくなった。路上生活者たちは、犬たちにリードをつけて歩くようになった。
 普通の飼い犬たちにも、リードの着用を徹底するべきだ。ブラジル人には規則なんて無いに等しいようなものであるから、罰金制にするしかないだろう。
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息子の8歳の誕生日に買った犬たちも歳をとった。息子が成長すれば犬たちは老いていく。それは僕も同じである。息子の成長はうれしいことではあるが、犬と僕の老いは少しさびしい



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