7・28 犬たちの老い (2015/07/28)
昨日、今日とポカポカ天気が続き、11歳になる愛犬ニンジャは、ベランダに陽があたっている間中、日がな日向ぼっこをしている。 面白いことに、茶色がこげ茶色に変わっている。犬も日焼けをするのだ、ということに初めて気が付いた。当然と言えば当然のことだが、人間同様に日焼けするというのはなんか面白い。一方、黒毛のアズミは日向ぼっこがあまりすきでないようで、ずっと部屋にいるままだ。 目には目ヤニが出て、毛もすっかり薄くなり、爺くさくなってしまったニンジャだが、面白いことに最近甘える様になってきた。犬も年を取ると気弱になってくるのかもしれない。年齢的に言うと、後数年の寿命だろうが、ずっと元気で居続けてもらいたい。 先代ニンジャが寿命で死んだときには本当に悲しかった。エネルギーあふれる若犬が次第に老いて行く様子を見るのは辛い。そして、自分も同じように確実に老いていることを気付かされることも辛い。それでもまた犬を飼うなんて、自分でも呆れてしまうが、犬のいない生活なんて考えられない。以前は、強く叱りつけることもあったが、今はしなくなった。僕自身も老い、犬の気持ちが少しは解るようになったのだ。 2匹の犬の内、どちらかが先に逝ってしまった時のことを考えるとちょっと恐ろしい。同じ年の犬2匹を飼ったことはちょっと失敗だったかもしれない。どうなるのか今は考えても解らないし仕方がない。残りの犬生を幸せに楽しく過ごしてもらえることだけを気を付けてあげようと思っている
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