8.2 安全保障法案と徴兵制 (2015/08/02)
息子が徴兵の2次審査に通ってしまった。息子以上に僕の方ががっかりしてしまった。 表面的には、時たまニュースに流れるくらいで出てこないが、裏ではいじめがまかり通っているらしいし、その他の問題もあると聞く。徴兵に取られたある青年はすっかり性格が暗くなって帰ってきたという。人一倍、妙な所で繊細な息子をそんなところに行かしたくない。そんな親心が自分の中にもあることに、少々驚いている。選抜の面接で、百戦錬磨の審査員に息子は言いくるめられたのだろう。あれほど、対策を授けたのに。そう思うと腹立たしい。 もっとも、ある兵役行った人の話では 「そんなに悪いモノでもないですよ。あの頃一緒に兵役に行った仲間は未だに友人だし今となっては懐かしい思い出ですよ」という歯医者もいる。 僕が極端な方に考えすぎなのかもしれないが、可能性があることは確かなことだし、行かないにこしたことはない。 最近では、日本国民の間にも安全保障法案が必要だと言う声が少しずつ出始めている様に感じる。もしかしたら、政府がそういう世論を煽っているのかもしれないが・・・。操作、陰謀などが入り乱れ、情報が錯綜しすぎて僕には何が真実で何が虚偽なのか解らない。 もし、安全保障法案がこのまま通ったら、きっと自衛隊だけでは兵員が足らないと言う事になり、次は徴兵制がなしくずし的に敷かれるであろう。今まで日本は本当に平和で、日本人は韓国や他国の徴兵制は対岸の火事的にしか感じていなかったが、この法案が通れば、そうも言えなくなるだろう。例え、戦争に行くわけではないにしろ、無理やり徴兵され自由を奪われるのは辛いし、そんな我が子を見る親も悲しい。安全保障法案の問題は決して自分には関係のない事ではない。
息子は徴兵が決まるまでに、まだ、2回の審査があるので、なんとか落ちることを祈りたい
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