８・３１ おじさん (2015/08/31)
散歩に出る前に窓の外をみると鮮やかな朝焼け。それにしても明ける時間が早くなった。このままたいした寒さもなく春に突入していくのだろうか？ ことしのコーヒーのできは、粒は小さいものの収穫量はまずまず、綿花は良質なものが収穫できたらしい。あまり農作物には大きな影響はなかったのかもしれない。もっともこれからおいおい暖冬の被害はでてくるのかもしれないが。
散歩がほぼ終わりかけほっとしたところに、40歳ほどの路上生活者が、「チウ、ミ・ダー・モエーダ（おじさん、小銭ちょうだい）」と帽子をさしだしてきた。「チウ（おじさん）！」この言葉にカチンときた。自分でもムッとした顔になったことが解った。「こいつは、自分がおじさんだと思っていないのか? 自分の顔を鏡で見てみろ！」と言いたくなったが、こんな奴に関係するとロクなことがないので、そのまま無視をして通り過ぎた。
自分がおじさんということは解っているが、おじさんにおじさんと言われると腹立たしい。自分はおじさんだということは解っているつもりではあるが、気持ちのなかには、まだおじさんじゃない、という気持ちがあるのだろう。腹立たしく思う自分が、おかしくなった。
あっという間に、おじいちゃんと呼ばれるようになるだろう。その時には、おじいちゃんと言われると腹立たしくおもうのだろうか？？
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