9・1勘違いも仕方がない? (2015/09/01)
今日は買い出しの日。 ガラガラ買い物車を引いてセントロの繁華街を突っ切る。途中写真を撮っていると一人の白人系男性が気軽に話しかけていた。 「買い物車を持ってどこへいくの」 「市場だよ」 「毎日行っているの?」どうやら僕のことを食堂で働く人間と思っているらしい。 「いや週に1回だよ」 「中国人? 韓国人? それともベトナム人?」 カッときた 「何言っているんだ。日本人だよ。何人かわからないのなら聞くべきではないよ!」 未だに僕の中には日本人としての自負が強くあるのだ。中国人や韓国人と間違えられると非常に腹立たしい。こういう自負は捨てよう捨てようといつも思っているのだが、なかなか捨てられない。 ブラジルにいる中国人や韓国人は、野暮ったい恰好で買い物車を引いて買い物に行く人が多いから間違えられたのだろう。確かに僕の姿はどうみても野暮ったい。だいたい日本人で買い物車をガラガラ引いてセントロの繁華街を歩くよう人は、日系人も含めていないだろう。腹を立てた自分が少し恥ずかしくなった。
今日はイワシ1キロに大きな巨大なスイカ、メロン5つ、チーズなどを買い込んだ。全部で65レアル(約2200円)。物価が高いといえども、食材は、日本に比べればはるかに安い。買ったものは、20キロ以上あったと思う。買い物車にぎゅうぎゅうに積み込み、いくつかの坂をひいこら言いながら上り、やっと家に着いた時には汗びっしょりだった。
 | 犬よりも大きなスイカに5つのメロン。1週間~2週間分の果物。さすがに持って帰るのは大変だった |
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