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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・4弁護人

9・4弁護人 (2015/09/04) 裁判の弁護人になってくれと友人に頼まれ、シブシブ裁判所に行くハメになった。
 数年前にやはり労働裁判で弁護人に頼まれ、意地の悪い相手方の弁護士に嫌味を言われ、さんざん嫌な思いをしたのでもう2度弁護人なぞ引き受けるつもりはなかったが、ブラジルから来た頃からのお世話になった人なので、断りきれなかったのだ。
 約束通り1時半に裁判所に行った。弁護士の情報では、2時に16階の41号室で行われることになっていたが、いくら探しても16階に41号室なぞない。巨大な裁判所の16階をぐるぐるまわり探したがなく、職員に聞いて調べてもらうと、14階の408だという。やっと408に着くと、2時からではなくて3時半からだという。なんという適当な・・・!裁判所のせいか弁護士のせいか解らないが、司法に関わる人々がこの程度だから、ブラジルが良くなるはずがない。
 結局、裁判が始まったのは4時。もう30分も過ぎていると言うのに女性の裁判官はゆっくりゆっくり歩いてきた。怒りを通り越してあきれてしまった。結局僕は証言する必要はなかったが、もう2度とこんなアホなことはしない。
 友人が「勝ったよ!」 と喜んでいたことは救いではあったが、ブラジルのことだから実際結果が出るまでは解らない。
「もう、次は他の人に頼んでください」と友人に言うとちょっと悲しそうな顔をして友人は軽くうなずいた。ちょっと言い方がきつかったか・・・・


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