9・19 直情型「思いもよらぬ」 (2015/09/19)
今週は快晴が続き、昨日はリオでは40度越え、サンパウロでも道路のデジタル温度計が40度を表示していた。 季節的には、まだ春のはずだが、早朝は初夏のように気持ちが良い。今朝は、精神的に、エネルギーが流入しているようなほのぼのした気分になった。昨夜しばらく話すことがなかった息子と口論にせずに話すことができたせいだろうか。僕は直情型の人間なので、かっとすると自分を抑えきれなくなってしまう。話す前は、ああだこうだといろいろ考えを練っているのだが、頭に血が上ると考えていたことはすっかり忘れてしい、気が付くと後の祭りということがしばしばある。いつも深く反省をするのだが、なかなかこの悪い癖は治らない。冷静にその場の流れを読みながら対応していかなければならないのに、激情に流され、思いもよらぬ方向に走ってしまう。 だから、なんでそんなバカなことをするのだろう、というような事件や出来事、身の破滅のようなことをする人を見ると、その時の当事者の、何かに突き動かされるような、どうしようもない気持ちがなんとなく解る。 バカなことをしていると自分でも解っているのに、せずにいられない、カッとして気がつくと思いもよらぬ方向に進んでしまった、なんてことを何度か体験していると、「してしまったことは仕方がない」と思うようになってきた。 もちろん、カッとしそうになると「冷静に! 冷静に! よく考えて」と言い聞かせているし「思いもよらぬ」なんてことはなりたくないから重々気を付けている。しかし、実際はなかなか難しい。 冷静になることができなくても、人を傷つけたりしなければ、思いもよらぬ方向に進むのはある面、面白いともいえるかもしれない。しかし、いまさら辛い目に合ったり、苦労したりするのはやっぱり嫌だ
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