9・23 ブラジル人化 (2015/09/23)
道路を歩いていて、腹立たしく思うことがしばしばある。その一つはこれでも何回書いたが、ブラジル人は道一杯になって話しながら歩くことである。3人、4人、5人・・・が道いっぱいに横一列になって歩くので、迷惑千万である。 そして、もうひとつの腹立たしいことは、2人がなんとか通れる隙間しかない箇所で、ブラジル人は決して対向から来る人が通り過ぎるのを待つ、先に通さす、ということをしないことである。90%以上の人がしないと言っていいだろう。以前は立ち止まって先に通ってもらうようにしていたが、先に僕がその狭い部分に侵入しているのにも関わらず待つことをせずに、2人で話しながら侵入して来るような人があまりにも多いので、僕も相手が通り過ぎるのを待つということをしなくなった。 そういうことから始まって、最近はいろんな点で謙譲の気持ちがどんどん薄れてきているような気がする。さらに、いい意味においても悪い意味においても、モノをはっきり言うようになった。自分がどんどんブラジル人化しているのを感じる。 できれば日本人的な良い部分、たとえば謙譲の気持ちなどはずっと持ち続けていきたいが、どんどん失われていく一方である。よく言えば自己主張が強い、悪く言えば利己的な人間、つまり「ブラジル人」になりつつある。
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