9・25 偽物 (2015/09/25)
息子にジョギングシューズを買うついでに、自分の犬散歩用のシューズを買った。一番安いモノ、129レアル(約3500円)。ずっと使っていたシューズは大きな穴が数か所にあき、もうボロボロ状態だ。使い切ったという満足感はあるが、愛着が湧いて捨てるのが名残惜しい。おいているとものがどんどんアパートにたまっていくので、最後にもう一度履いて捨てるつもりである。 今回買ったモノはプーマであるが、おそらく中国製の偽物であろう。売り子は本物だというが、そのチープな作りといい、とてもオリジナルとはしんじられない。中国にメーカー偽シューズを専門に作る工場があって、そこから仕入れているのではないだろうか? 今朝、はいてみると、ウレタンを足にまいたような安っぽい履き心地。安さのみを追求して買ったので文句はいえないが、あまりの安っぽさに悲しくなった。 ついでに、TIM(電話会社)によって、今まで使っていた標準シムのデーターをマイクロシムに移してもらった。 その時に、最近急激に流入している中国メーカー「シャオミ」などの格安スマホの評判について店員に聞いてみた。 「シャオミなどちゃんとしたメーカー品はいいんだけどね。その偽物製品が出回っていてこれがひどいよ」 今まで中国は、世界の一流メーカーの偽物を安く売っていたが、中国人が中国メーカーの質の悪い偽物まで作っているとは! 中国人が自国メーカー評判をおとしているというのが面白かった。中国人にとっては、とにかく自分さえ儲けれれば他はどうでもいいのだ。安いスマホの偽物なんて、手抜きをしているだろうし、部品も悪劣なものを使っているだろう。絶対買いたくないモノである。今後、中国人自身が中国製品を貶めていくのだろう。まったくハリボテの大国である。
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