11・9 危険が身近に (2015/11/09)
「エドアルドが怪我をして病院にいるのよ。今から行ってくる!」 彼女からキンキンの電話がかかってきた。 その後の電話によると、強盗に襲われて怪我をしたらしい。幸いなことに軽傷であった。 ここ数か月間のうちに息子は2度も強盗に襲われたことになる。もちろんそれだけ治安が悪いということもあるが、彼の注意が足りないこともあると思う。ただ、1か月間の日本滞在してブラジルに帰ってきて、危なそうな視線を感じることが多くなったことは確かだ。恐らく息子は、こうした危険を感知することに疎いのだろう。結局、注意が足りないと言う事だ。僕は、外に出るのが嫌だと思ったり、イライラしたりするときには外に出ない。虫の予感を信じているし、勘が働かないからだ。いつもカメラを持っているから危険を冒したくないのだ。 この頃の犯罪をニュースでみていると、少し変わってきた。お金やスマホを渡しても、強盗は発砲するのだ。今までは渡せば、撃って来ることはなかったのに! 犯人は麻薬常習者が多いので、犯行する前に麻薬を吸い興奮状態にあるから、発砲するのかもしれない。 今までテレビのニュースなどで危ないことは十分しっていたが、周囲で襲われたという話はあまりなかったので、それほど危ないという感じはなかったが、実際すぐ身近の人間が襲われたとなると、危険が身近に迫ってきたように感じる。もう決して他人事ではない。
|