3・26 ヤマト2199 (2016/03/26)
まだ見てないDVDはないかと漁っていると、宇宙戦艦ヤマト2199を見つけた。これで何回目のアニメ化なのかしらないが、最初の宇宙戦艦ヤマトは当時の子供たちの関心を一気にひきつけた。僕もその一人で、毎週テレビにかじりつくようにして見ていた。もうかれこれ40年以上まえにもなるだろうか。 2199も、「さらば~地球よー、旅立つ船は・・・・」表の主題歌は前と同じであった。思わずまだ生存中の母のことやうつうつとしていた自分思い出した。この歌にジンとした同年代の人も多いと思う。見ているうちに、いろいろ疑問に思い始めている自分に気づく。2199と銘打っているから、話の設定は2199年なのだろうが、あと180年程度で人類は宇宙旅行ができるのだろうか? 180年後の戦闘機や宇宙船は、飛行機型や船型なのだろうか? など、子供のころはそんなことは考えもせずに、ただただ純粋な気持ちで感激しながらみていたのに! 歳をとるとあれやこれやといろんなことを考えてしまう。 当時、初代の宇宙戦艦ヤマトは それまでのTVまんがとは一線を画すような斬新さがあった。さだかではないが、アニメと呼ばれはじめたのはこのころだったような? それまでは、「巨人の星」や「タイガーマスク」の泥くさい熱血スポーツTVまんがが人気筋だったように思う。それだけにヤマトはあか抜けていた。 宇宙戦艦ヤマト2199は2013年からTVで放映されたらしいが、初代のヤマトほど強烈なインパクトは受けなかった。おそらく純真なイキイキとした感覚と老年に片足をつっこみ鈍くなった者の感覚とでは受ける印象はずいぶん違うのだろう。2199を見た今の子供たちはどんな印象を持ったのだろうか?
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