移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・7 朝の散歩 [画像を表示]

4・7 朝の散歩 (2016/04/06) 犬がまだ散歩できないので、一人で朝の町を散歩。
今日は普段朝歩かないセントロ付近に行く。これがなかなか面白い。見慣れない光景で満ち溢れている。朝6時ごろだとまだ薄暗く、街頭もついているので雰囲気がぐっと盛り上が。とは言っても警官は昼間と比べると当然少ないから周囲に気を配りながら撮らなければならない。時折、自転車に乗って巡回する警官を見かけるが、少なすぎる。人も少ないだけに、襲われたら終わりだなと思うがそのヒリヒリ感も普段とは違って不思議に新鮮だ。襲われたらそんなことはいいどころではないのだが・・・。
路上生活者が突然強盗に変身することがあるから気を付けなければならない。昔はそんなことはなかったのだが、麻薬の蔓延で今は何があるかわからない。強盗も、天気や時間に関係なく現れるからスキを見せることは厳禁である。そんな思いをしながらセントロを歩く必要もないだろうに、と言われそうだが、好奇心、写真を撮りたいという気持ちが怖さに勝ってしまう。さすがに圧倒的に危ないコミュニダージ(貧民街)に入る気にはとても怒らないが・・・。撮りたい風景になんでもカメラを向けることはできないから、しっかり頭にやきつける。いつか撮れることもあるだろう。
 家に帰りつくと、犬たちがうるさいほどに吠える。「俺らをおいて一人で散歩していたのか」と不満を言っているようである。「そんなに不満を言われても、仕方がないのだよ」と言い聞かせるがまだ不満そうである。朝ごはんをやってご機嫌をとる。明日は犬たちと散歩ができると良いのだが
 
DSC_7277.jpg
セ広場も路上生活が寝ているだけで人通りも少ない


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.