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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・24 犬たち [画像を表示]

4・24 犬たち (2016/04/23)  久しぶりに息子の犬たちを散歩に連れていく。カーニバルで体調を崩していらいだからもう2か月以上、彼らと散歩に行っていなかった。ソファーに座ると、雌犬はすぐ膝に乗って撫でてくれとクンクンなくし、雄犬はゴロリと腹を見せてさすってくれと体をおしつけてくる。2匹とも小さな柴犬ほどあるから、僕のダックスフンドより大きく力が強い。2匹一緒となると少々手にあまる。
 2匹とも飼い主には驚くほど従順で、唸るなんてことは一切ない。しっぽを握ろうが、歯を磨こうが、一切うならない。買う前に注意として、息子に、叱るときもできるだけたたいたりするな、と忠告した。その成果がでているのであろうか? 
 最近思うのだが、噛んだり唸ったりするのは、もちろん飼い主側の躾の仕方にもあるが、犬のもって生まれた性格が大きいような気がする。うちのダックスフンドの雌犬は従順そのものであるが、雄犬はときおり反抗して唸ったりすることがある。勿論僕の飼い方のせいもあるだろう。しかし、この雄はうちにきた小さなころから少し性格が曲がっていた。かなりの怖がりで、散歩に行き始めた数か月はずっと足にしっぽを丸めていたし、極度の緊張をするとキレて突然雌犬に喧嘩を吹っ掛けたりする。雌犬は気が強い犬で、自分より3,4倍ある犬に向かっていくような犬であるから大喧嘩になる。精神状態が不安定なのだろう。それでも、歳をとるにつれ、散歩でもしっぽをピンとたてて歩けるようになったし落ち着いてきた。しかし、2匹が一緒に寝ることはめったになくなり、夜寝るときは別々だ。喧嘩はしないが雌犬が雄犬を受け入れないのだ。雄犬としてはできれば一緒に寝たいようなのだが・・・。まるで人間のようで見ていると面白い
 息子の犬たちはすっかり成犬になり、油断をすると50キロ台の軽い僕の体は簡単にもっていかれる。2キロほどの、リベルダーデ往復だけでもかなり疲れる。この頃、大学と仕事で忙しく暇のない息子は散歩どころでないから、雌犬はすっかり疲れ果て何度か途中で道にはいつくばってしまった。5キロほどある雌犬を抱いて、もう1匹を引いて帰るような自信はないから、なんとか励ましながらやっと家に帰りついた。
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去年、息子に買った雄犬。ブラジリアンフォックスということで買ったのに、どんどん大きくなって雑種ということが判明。獣医から買ったのに!! 情が移っているのでもはや返すことはできないのでそのまま。それにしてもひどすぎる


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