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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・30 孤独 [画像を表示]

4・30 孤独 (2016/04/29)  朝、犬の散歩に出て一歩も外に出なかった。寒くて、今にも雨がふりそうな天気が1日中続き外に出たくなかった。結局、この日、誰とも話さなかった。
 もともと躁うつ病の気があるのだろう。仕事がなく天気が悪いと気分が欝々とし、話もしたくなければ、外に出るのも億劫になる。サンパウロの高層アパートに住んでいると、ヘタをすると1日中誰にも会わず、話をしなくても、ネットさえあれば暮らせるから怖い。人の少ない田舎などに住まなくても、東京やサンパウロなど、世界の大都市で人から疎遠された生活になりうる可能性は十分にあり得る。あまりにこの状態がつづくと、精神的な病気にかかりそうなので、できるだけ外に出るようにしているし、運動をすることにしている。外にでても、ブラジル人ばかりであるから、話し掛けられることもないが、少しは開放的な気分になる。
 正確に言えば、2匹の犬たちがいて、餌をくれ、撫でてくれ、などと煩いから、完全にひとりぽっちでいるという訳ではない。以前は孤独感に見舞われたものであるが、もうそういうことは一切なくなってしまった。孤独になれたのか? 「ロビンソークルソー」や「15少年漂流記」を読んで子供のころから無人島生活にあこがれていたからもともと孤独があっているのかもしれない 

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昨日とうって変わって今日は快晴

 


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