5・7 犬たち (2016/05/06)
餌ちょうだい。水ちょうだい。寝床もってきて・・・・ この頃、犬たちの要求が多い。もう12年ちかく一緒に過ごしている犬たちだから、何を要求しているのかだいたい見当が付くようになった。特に、オス犬のニンジャは煩く要求してくる。気が小さい犬のせいか、あれやこれやと、いろいろ要求して煩いのだ。僕のいうこともほぼ解るようで、気分がいいときはよくいうことを聞くが、気分が悪いと、わざとのろのろ動いたり、自分からさっさとお仕置き場所に逃げ込んでしまったり、うまいのである。さすがにお仕置き場所に自分からいかれると、そのまま放ってくしかない。 電話が鳴ったり、入り口に人がやってきたりすると吠えて教えてくれるから便利な部分も多い。最近サンパウロではアパートが襲われる事件があいついでいるが、犬たちのおかげで泥棒も入りづらいのではないかと思っている。 時々、便所以外に粗相をしてしまい怒ることもあるが、年を取りいたずらもしなくなりずいぶん飼いやすくなった。 長い時間アパートを空けていると、帰るとびっくりするほど喜んでくれる。「どこへいっていたの、こんなに長い間。心配したよ。無事帰ってきてよかった!」喋れたらそんな感じだろう。 犬も人間もお互いに何を考えているのかわかるようになり、好き勝手に生活できる良い関係になっていると思う。これから、どんどん歳をとっていくだろう。大きなストレスをかけないよう、幸せな老後をおくらせてやりたい
|