5・13 夏の暑いのが好きだとは言えなくなった。 (2016/05/12)
寒い。 朝の散歩に出ると、昨日以上に寒く感じた。いつも見る路上のデジタル温度計を見ると朝6時18度。18度で寒いなんて言っていたら、日本の人に笑われそうであるが、もう20年以上もサンパウロに住んでいる間に身体はすっかり温暖な気候になれてしまった。 僕にとっては暑くも寒くないちょうどよい気持ちの良い気温なのに、アマゾン地方に住む友人がサンパウロに来ると寒い寒いというのも納得がいく。 寒さがだめなのなら暑いのは大丈夫かというと、そうでもない。30度を大きく越えた日は16時前には日中、外にでない。どうしても出かけなければならないときは、かならず帽子を被る。帽子なんて被ったこともなかったのに・・・。 今まで帰国するのはなぜか夏が多かった。ここ数年は日本に帰るたびに具合が悪くなった。おそらくあまりの暑さと、冷房の入った室内と外気の温度差に身体がついていけなかったのと思う。僕のいた頃の夏と比べ今の日本の夏は暑く、日差しも強くなったような気がする。去年は何年かぶりに秋に帰国し、気分が悪くなることも体調を維持することができた。もう暑さもだめなになってしまったのだ。 歳をとって身体が暑さにも寒さにも適応しなくなったのだ。もう、夏の暑いのが好きだとは言えなくなった。悲しい
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