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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
5・28 世の中不公平 [画像を表示]

5・28 世の中不公平 (2016/05/27)  やっとできあがった写真を事務所に届けるも、木曜日の聖体祭の続きで休みだった。気を取り直して、大型スーパーにコーヒーを買いに行くも、ここも工事中で閉まっていた。以前は、週途中の木・金が祭日だとそのまま日曜日まで休日にする会社が結構あったが、この頃はちゃんと働いている会社が多い。それだけに確認をせずに出かけたのだが失敗であった。ブラジル全土となるとまだまだ休みにする会社も多いだろうが、ここサンパウロでは、祭日の中日も皆普段とかわらず働いている。
 昔は24時間営業の店は皆無であったが、この頃サンパウロでは大型スーパー、薬局、ガソリンポストなど営業する店が増えた。ずいぶん便利になった、と思っていたら、強盗がこうした店を襲う事件が後をたたない。そのおかげで夜間は閉める店が出てきた。営業している店の多くはチェーン店である。日本でも「好きや」に強盗が入っているらしいから、ブラジルなら当然といえるかもしれない。それでも完全には夜間営業の店がなくならないから、結構儲かるのだろう。それにしてもサンパウロの人間は働き者になった。
 テレビのニュースを見ていると、今年300万人以上が失業保険を切らしてしまう(しまった)そうである。こんな状態なのに政治家は数億円もの汚職贈賄をしても逮捕されることもなく、しゃあしゃあとして政治活動をしている。金額の多少はあれどこの辺は日本も同じである。政治家になれば、人のお金を奪っても逮捕もされずぜいたくな暮らしをして威張っていられるのだからあきれてしまう。今の日本もブラジルも政治家と弁護士がくっついて、法を自分たちがいいように解釈していて正当づけている。いったいなんのための法律か。国民がリコールをかけようとしても高い壁があるし、政治家はいろんな手段を使って邪魔をする。庶民は金をしぼりとられ、政治家はそのお金を湯水のように使い、私腹に入れてしまう。今の世の中はなにか間違っている。私腹より、国民のためを思う政治家はいないのか

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