移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・2 おいしいコーヒーは [画像を表示]

6・2 おいしいコーヒーは (2016/06/01)  世界的に有名な建築家ニーマイヤーがデザインしたコパーン・ビルにあるコーヒー屋で買ったコーヒーがなくなりかけていた。飲み比べるためにも完全になくなる前に新しいものを買った方が良いと思い、中の上クラスのスーパーマッケトに行った。中以下のスーパーで売られているモノは混ぜ物が多くておいしくない。いろいろなメーカーを飲み比べ、知人のブラジル人に、おいしいコーヒーを聞いたところ、一般的に売られている庶民のコーヒーは20%も他のモノが混入されていると教えてもらい驚いた。それ以来、目の前で豆を挽いてくれるコーヒー屋で買うようになった。そのひとつがコパーンのコーヒー屋であった。250グラムが約300円という値段は一般コーヒーからすると2倍の値段だが、毎日飲むものだし、その価値は十分あった。
 せっかくいろいろなメーカーがあるのでいろいろ飲み比べてみようと思い、100%コーヒーと思われるものを、毎回メーカーを変えて買っている。ただし混入物のない高めのコーヒーは中の上以上のスーパーしか売っていない。そんなスーパーはうちの近くにはないので2キロ近く歩いて買に行く。ここでは中以下では見られない、高級コーヒーがあってみるだけでも楽しい。前々回買ったコロンビア産のコーヒーがおいしかったので探すと、別の棚の一番下に置かれていた。パッケージがけばけばしく見た目はとてもおいしそうには見えないから売れないのだろう。
 きちんと呼吸穴? が開いたコーヒーを見つけたので、それを2袋にコロンビアコーヒーを1袋購入した。ただ2袋買ったものは、幾分値段が安かったので心配だった。ブラジルでは安くて「いい」モノなんてない! 案の定、混ぜ物がされているような味が。もっとも僕の味覚なんて信用できないから、「混ぜ物がありそう」としか言えない。めったに行かないからと2袋も買ったのは失敗だった。値段からすれば、コパーンのコーヒーは結構おいしいような感じがする。今までブラジルでは中~中の上?クラス(日本で言うと下?)のコーヒーにこだわっていたが、今飲んでいるコーヒーがどんなものか知りたくなった。ジャルジンス(高級商店街)のコーヒー専門店に行っておいしいといわれる高級コーヒーを買おうかな、と思い始めている。

DSC_9495.jpg
赤のパッケージがブラジル製、紫がコロンビア製。赤はイマイチ。洒落ていておいしそうに見えるのだが。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.