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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・21 食料の買い出し [画像を表示]

6・21 食料の買い出し (2016/06/21)  仔犬が産まれたために先週行けなかった食料の買い出しにメルカードに行く。犬たちが少々心配であるが、僕がアパートにいないことに慣らさないといけないので今日は意を決して出る。ちょうど寒いので犬たちも毛布に包まって動きが鈍い。ジジババダックスフンド夫婦は毛布に包まりぱなしで顔も出さない。おそらく僕のいない間、大きな喧嘩はおきないだろう。
 メルカードに行く途中、毛布が積み重ねておかれているのを数か所で見かけた。路上生活者のために、路上に置いてある毛布を捨てることを市の清掃夫に禁じている、というニュースを見たが、本当だったようである。いろんなところでボランティア達が炊き出しをしている、というニュースも見た。できれば写真を撮りに行きたいところだが、路上生活者に身を落とした姿を撮られるのを嫌う人が結構多いのでいかない。もちろん、あっけらかんとしてそんなことは全然気にしない人も多いのだが・・・。こんなことは気にせず撮るべきなのだろうが、やはり僕には気にかかる。
 豚肉を買おうかと迷ったが、結局やめて牛肉にする。サイトで今の豚はほとんど身動きがとれないような柵の中で一生飼育され、養豚場は食肉工場と化している、という記事が頭の中に蘇ったからだ。もしかしたら日本ではごく普通の事実かもしれないが、僕はしらなかった。それが真実かどうかさえ僕にはわからない。
 最近のマスコミの書く記事は、読み手に関心を向けさせるために大げさに書き連ねている記事が多い。ネットの拡張で、本当に記事の質が下がったと思う。特に大新聞社は、金や権力次第で嘘や偏った記事、政府発表の記事をそのまま載せたりするので気を付けなければならない。ブラジルに来ているいわゆる大新聞社の特派員の記事を見ていてもよくわかる。以前は読んでいたが一切読まなくなった。
 スイカを1玉、牛肉とミンチ、アジの刺身、乾燥果物を購入した。占めて約3000円。クプアスの砂糖漬けを、本当は1キロ80レアルを8レアルと勘違いして買ったのが痛かった。思った以上に金がかかったので帰りながらざっと計算しているとそのことに気が付いたが、すでにもう遅かった。調子に乗ってあれやこれやと乾燥・砂糖漬け果物について店員に質問していたので、支払う値段のことはほとんど考えもせず言われるままにお金を払ってしまったのだ。
帰ってクプアスの砂糖漬けを齧るとアマゾンで初めて食べたときの不思議なクプアス味を感じた。せめてもの救いだ。

DSC_0682.jpg
下段中央がクプアスの砂糖漬け

 
 


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