6・24 こんな時には (2016/06/23)
青信号ギリギリで横断歩道を渡ろうとしたとき、ピザ屋の配達自転車が侵入して来た。思わず睨み付けてしまった。それも20数秒。僕があまりに長い間睨むので自転車の若者も、変に感じたのか「なんだ!」と言葉を投げつけてきた。 どうもイライラしている。ブラジルではこうしたことは日常茶飯事で大したことでもないのに絡んでしまった。何故だろう? 路上でこうした行動が危ないことは重々わかっているはずのに・・・。体力・肉体的に自信があって、そんなことをするなら、まだわかるような気がしないでもないが、自信どころか、絶対負けることが解っていてそんなことをするのは、バカだとしかいいようがない。50を過ぎたオッサンがその時の気分でこんなことをしてしまうとは、酒を飲んで気が大きくなっているわけでもないのにあきれてしまう。 アパートに帰る道々、こんな感情を引き起こした原因をいろいろ考えたが思いつかない。ただ、うつうつと妙ないらだちが心の底に沈滞し、プツプツと音をたてているような感じがある。こうした時は、帰って何もしないで寝るに限る。すぐそこに見えるアパートに足を速めた。
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