6・25 犬たち (2016/06/24)
犬たちをみていると、なかなか面白い。 パパ犬はジジ犬が怒って切れると、最初は驚いて逃げていたが、この頃はからかってジジ犬を怒らせている。まさかそんなことをしないだろうと思っていたが、わざと近寄って怒らしているようなのだ。はじめのうちは、ジジ犬を叱っていたが、この頃はパパ犬の方を叱っている。 ママ犬とババ犬の関係は大喧嘩になって一時期しずまっていたが、ママ犬が餌を食べに出かけたり、目をはなしたりしているうちにジワジワと仔犬たちに近寄っては世話をやいている。見ていると子供たちの世話をやきたくて仕方がないことがわかるほどだ。仔犬が寝床から離れてウロウロしていると知らせるのはババ犬だ。甲高い声をあげて僕に知らせる。 面白かったのが、我が道を行くタイプのわがまま犬、ジジ犬が子供たちの世話を見ていることだ。仔犬の身体を舐めたり、糞尿も舐めとったりしているようなのだ。あの自分勝手なジジ犬が! 見た時には信じられなかった。人間も犬も年をとると子供にやさしくなるのかもしれない。ババ犬には怒るママ犬もジジ犬には怒らないで見ているだけである。子供を盗られないとわかっているせいか? ババ犬は許すとどんどん入り込んできてこれでもかというほど子供たちの世話をするし、わが物のように扱い始め、ババ犬が子供たちにちかよると怒るようになっていたから、盗られると思ったのだろう。 ババ犬が仔犬の世話をし始めるとやめさせるようにしている。子供はママ犬が生んだものだし、身を削って乳を与えている。ババ犬の気持ちも重々わかるが仕方がない
|