7・9不味くなった庶民チョコレート (2016/07/08)
セントロを歩いているとカメロー(路上販売人)が、チョコレート、キットカットを1レアルで売っているのが目に入った。こうしたものはめったに買わないのだが腹がすいていたので1個買った。路上で売られているものは、盗難品や賞味期限間際あるいは切れているものが多い。 包装を見ると、賞味期限は来月20日までブルガリア製となっていた。おそらく中国人あたりが大量に賞味期限間際のものを持ち込んだかしたのだろう。町のいたるところで売られていた。面白いのが場所によって値段が違う。あるところでは、4つを5レアルで売っていた。 たかだか1個につき25センターボ、日本円にすると6、7円だが、わずかなお金だからこそ腹立たしい。たとえばバスに乗ってお釣りがなく10センターボのお釣りをよこされないと妙に腹立たしく感じる。たかが10センターボなに。「お釣りがないから、ごめんなさい」とでも言われれば気分もまた違うのだろうが、相手が当然のごとくしているとむかっ腹がたつ。わずかなお金でも、自分の権利があるのに払われないと腹立たしくなる。その点、日本ではたとえ1円でもお釣りをくれるのは凄いと思う。こんな日本の律義さに慣れてしまっているからお釣りをくれないと腹がたつのだろうか? 買ったキットカットは意外においしかった。チョコーレートがまろやかでおいしい。さすがヨーロッパ製! それに比べ近年のブラジル製チョコーレートの不味いことと言ったらない。幼少時に駄菓子屋でよく食べた安くてまずいチョコレートの味である。年々まずくなり、容量が減っている。昔は庶民が一般に食べるブラジル製も十分おいしかったのに。もちろん高級品になるとブラジル製もおいしいことは言うまでもない
 | 仔犬たちは急激に大きくなった。母親が近寄ると、乳房にむしゃぶりついていく |
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