久しぶりに、日本からの友人と食事に行った。中の下クラスの中華レストランに行ったのだが、思った以上に高くて驚いた。しばらく外食しない間に、びっくりするほど値段が上がっていたのだ。 　客はそこそこいたので、この値段で普通なのだろう。こんなに高く皆よく外食できるものだ。そういえば、ブラジル人の友人が「スーパー牛乳やその他の食料品がわずか旅行している1か月の間でずいぶん上がっていた」と嘆いていたことをおもいだした。僕自身はオルガニック市やメルカードで肉・魚を購入するのでさほど気が付いていなかった。これらの場所はもともと通常より少し高いので、上げ幅が少なかったのかもしれない。特に僕が買うものは魚・肉・野菜で既製品はまったく買わないので気が付かなかったようだ。肉屋のおじさんが、「値段を上げたら買う人がとたんに減るから、今抑えている」と言っていた。気にもかけず聞き流していたが、どこも大変なのだ。来週あたり上がるかもしれない。 　考えてみれば、既製品はほとんど買わなくなった。肉・野菜・魚と食材を買って90％は自分で作っている。麺類も、以前は乾麺やラーメンを買っていたが、パスタマシーンを購入して以来、食べる時に1回分だけ作っている。 フリーの仕事をしていて時間に余裕があるし、金銭的にギリギリの生活をしているから、嫌でも自分で作るしかないのだ。最近でこそ、面倒くさがらずに食事を作ることができるようになった。なんでも自分で作る生活にあこがれていたから、それに近いとは言えるが、本当は大自然の中で時給自作の生活だったのだが・・・。

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