朝6時からせっせと仔犬たちの世話。寝床をきれいにして、エサをやって・・・・。やっと終わって、約7時、さー、オルガニック市の今週分の野菜を買いにでようと、寝室に入ろうとした瞬間、かーっきた。ママ犬が糞を扉の前にしていたのである。あれほど、便所でするようにと、いつもいいきかせているのに！　この犬は、1か所でするのではなく、歩き回って糞をするのである。3歩歩いてうんうん、また2歩歩いてうん、・・という感じでそこいらじゅう糞だらけにしてしまう。それも半端な量ではない。乳を仔犬に飲ますので、気を使って大量にエサをやっているから、出るモノも多い。便所においてある新聞の上で、1発目をやっても歩き回るから、廊下にまでしてしまう。なんで、よりによって出かける間際に！！　それでも、臭うので即片付けないといけない。一度エレベーター共同乗り場まで匂いが流れ隣から文句言われた。やって10分もしてないのに文句とはまったくあきれてしまう。10分もがまんができないのか！！　点々と糞をとって、その上に洗浄液を垂らして掃除していると、時間は7時20分に。遅くなると野菜類は売りきれてしまうので、途中で出かけるのをあきらめた。まったく、なんという犬だ！　 先週、日持ちのするキャベツや白菜、かぼちゃを買っていたので、メルカードでホウレンソウを買えば今週はなんとかなるだろう。僕が大声で怒ると、目を細めてシュンとして、いかにも申し訳なさそうな顔をしている。そんな顔を見ると怒りは続けることをできない。最後に「このバカいぬ」と叱って終わった。　 仔犬たちの世話を甲斐甲斐しくする母性本能あふれた優しい犬なのだが、糞くせは最低

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