移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・21 仔犬たちの成長と近づく別れ [画像を表示]

7・21 仔犬たちの成長と近づく別れ (2016/07/20) 仔犬が1日1日大きくなっていく。恐ろしいほどの速さで感情や骨格や運動機能が成長するので、毎日驚くことばかりである。
 もう、成犬の小走りについて走れるくらいになったし、嫌なことをされるとグルルルと唸るようになった。鋭い小さな歯も生えそろい、噛まれると痛いほどである。そのせいか、ママ犬も仔犬が乳を吸おうとすると逃げるようになってきた。ババ・ジジ犬は近づいてくると唸ってさっさと逃げてしまう。あの、仔犬たちを可愛がっていた姿はどこに消えてしまったのだろう。おそらく、あまりに急激に大きくなって驚いているのだろう。
 唸るジジ犬に対する行動が面白かった。ジジ犬が近寄るなと唸ると、何回か前足で猫パンチのようにちょっかいをだすと、ごろっと寝転んで腹を見せたのだ。ここまでされると、ジジ犬も不愛想な顔を続けることができない。仔犬が近寄るのを許し果ては舐めて愛情の意を示していた。
 ほとんど人間に接していない仔犬たちの本能的な動きは新鮮で見ていても楽しい。数日前に、仔犬たちにもノミがいるのを発見して、ノミ取り用櫛ですいてやっている。それ以外は昼間と夜間の寝場所を遷すときに僕が触るぐらいだからほとんど人間をしらない。犬たちのみの世界で育ってきているから、犬の規則で過ごしてきたわけである。それだけに面白い。来週あたり、貰い手に渡そうとおもっているので、今日あたりからもっと人間にならそうと思っている。
動きも顔もすっかり仔犬らしくなり愛らしくなった。運よく家での仕事が多く、家にいて朝から晩までずっと世話を焼いてきたから、彼らが親たちと愛らしい走る姿をみると手放なすのが寂しくなる。仕方がない。貰い手が全部ついただけでもありがたいと思わなくては

DSC_1579.jpg
仔犬同志喧嘩をするようになった


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.