７・２１ 犬たち (2016/07/22)
仔犬たちの世話が増えたために、日常のルーチンががらがらと崩れている。毎日犬たちの朝の散歩がいけなくなった。このブログを書くのも不規則になってしまった。朝のはじまりが狂うと全体に響いてしまう。身体の調子もずれ始めているようだ。やっと夕の撮影散歩を、気持ちを振るい起こして行っている有様だ。たかがこれしきで、崩れてしまうとは情けない。なんとか立てなしているところである。
毎日同じことを繰り返しているときはうんざりしていたが、体調にも仕事にも良いことだったのである。毎日のリズムを失って初めて解った。仔犬たちも来週にはすべて貰われていくから、おそらくまた元のリズムを取り戻せるとは思うが、仔犬たちがいなくなると、今度は寂しくなるだろう。同じことばかりを続けていると、それはそれで嫌になるから、時にはこうした刺激が必要なのだろう。
この頃は、仕事以外は犬たちの世話、特に糞尿の掃除に追われている感じである。4匹の成犬は便所兼浴場に敷いた新聞祇の上に糞尿をするようにしつけているのだが、時に粗相はするし、変えても変えても、次から次へとしていく。仔犬たちも最近は小便も糞もママ犬が食べなくなったから、僕が処理しなければならない。こちらも際限なくしつづける。特に仔犬たちの糞尿は、彼らの居場所が居間という場所柄臭うから、気が付くとできるだけ早く片づけなければならない。自分の子供の時より世話している感じである。
最近毎日そんなばかりしているが、どこに行っても僕の後をついてきて横にいるパパ犬をふと見ると、妙にほっとする。面倒くさい糞尿処理も仕方がないと思ってしまう。成犬たちは、今更、人に貰ってもらう訳にもいかないので頑張って世話を続けていくしかない。
 | | ジュルジュル、シュパシュパ、乳首に吸い付く仔犬たち。その音を聞いていると血が吸い尽くされそう |
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