7・29 パウリスタ通りのヒッピー (2016/07/28)
久しぶりに、パウリスタ大通りに行って驚いた。 アウグスタ通りとの角付近がまるでヒッピー市と化していたのだ。以前から数人のヒッピーが敷物を敷いて手製のイヤリングなど装飾品や置物を売っていたのだが、今は3倍ほど膨れ上がって、20人以上が売っている。おそらくブラジル人だけでなく多くのアルゼンチン人なども多いだろう。面白いことに、その多くは白人系で見てすぐアフリカ系と解るような人はいない。セントロ付近にはアフリカ系やボリビア系のカメロー(路上販売人)が多いが、すみわけができているのだろうか? アフリカ人は通行しづらいほど、道いっぱいに並べるが、ヒッピー達は一応統制を保って並んでいる。とは言っても、せめてパウリスタ通りにある公園で店を広げるべきではないだろうか。 パウリスタ付近はサンパウロを象徴するビジネス街で決して清潔そうには見えないヒッピーたちが敷物の上でモノを売る様子はチグハグで似合わない。高層ビルの立ち並ぶ地域から突然、ヒッピーたちの物売り地帯に入るときっと異様な感じをうけるだろう。このような風景もブラジルらしいと言えばそれまでだが・・・。そのうち煩いおばさんあたりが警察に通報して、一掃されるのではないだろうか?? 以前ヒッピーを撮らしてもらって、そのしつこさに辟易した覚えがあるので遠くから1枚撮って終わる。腰が引けてイマイチなので今度行ったときにはしっかり撮らしてもらおうと思っている。
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